一年に一度のクリスマスケーキが残念な状態で届けられました。
それは、高島屋のネット通販限定商品のクリスマスケーキだったのです。
どうしてこのような結果になってしまったのでしょうか…?
問題点を探ってみることにしました。
高島屋ぐしゃぐしゃケーキはネット通販限定商品!
引用元:https://www.asahi.com/articles/ASRDS73J7RDSULFA009.html
このケーキは横浜市のフランス料理店が監修し、埼玉県羽生市の菓子メーカー「ウィンズ・アーク」が製造したものです。
高島屋のネット通販限定商品として、税込み5400円で約2900個を予約販売していました。
実際に販売したケーキの数は、2879個でした。
直径約15センチ、高さ約8センチのイチゴのショートケーキで、フリル状のクリームが特徴です。
高島屋では、昨年も同じメーカーが作った同様の商品を販売していましたが、問題は無かったと発表しています。
高島屋は原因を調査した上で、原因についての「特定は不可能」と結論づけています。
高島屋ぐしゃぐしゃケーキなぜ?
一年に一度のクリスマスケーキを楽しみにしていただけに、購入者のショックはとても大きかったと思われます。
なぜこのような残念な結果になってしまったのでしょうか??
昨年までは、この様な事態になっていなかった点を考えると、今までとは異なる点を探っていくと原因が分かってくるのでは…と思ってしまいますよね。
高島屋の調べによると、今まで冷凍期間を2週間にしていたところ、今回は、1日へ大幅短縮していた事が判明しています。
購入者に届いた時点で、すでに冷凍保存の状態のケーキが溶けて崩れていたものがあったようです。
また、ケーキが崩れた状態のままで、冷凍されていたものもあったといいます。
この様な事態の中で高島屋では
製造工程でのサンプル検査や配送時の温度管理体制に問題はなかったと発表しています。
「事前の実験では、ケーキの冷凍は保たれていた」という事なのです。
購入者からの問い合わせや苦情は、26日夜時点で1207件にも上っています。
購入者に対しての対応としては、返金などに応じる姿勢を見せてくれています。
そして、レ・サンスのオーナーシェフ渡辺健善さん(60)は「お客様に喜んでもらうために作ったのに、期待を裏切り申し訳ない」と話されています。
高島屋ぐしゃぐしゃケーキ品質に問題は??
このケーキは、北は北海道 南は沖縄と広範囲に届けられています。
ヤマト運輸が、今月の22~25日に冷凍状態で購入者宅に配送しています。
一か所で作られたものを、これだけの広範囲に届けるとなると、お届けまでの時間にかなりのバラつきが出てきます。
なので、しっかりとした梱包状態と保存状態が必要となってくると考えられます。
繊細なフリルのクレームが特徴的なケーキなだけに、その梱包はかなり難しくなると思います。
しかし、昨年まではこの様な事態にはならなかった事実を考えると、専門家の方ならば一つに原因を絞ることは難しいかも知れませんが、いくつかの原因は分かっているのではないでしょうか…?
もしそうであるならば、何らかの形で公表してほしいものです。
幸い、現時点では食中毒などの報告は出されていません。それだけが、せめてもの救いです。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント