自身の持病を、アロマテラピー(芳香療法)との出会いによって克服された、元フジテレビのアナウンサーの大橋マキさん。
現在では、そのアロマテラピー(芳香療法)による介護家族やシニア世代を支援する、一般社団法人「はっぷ」を立ち上げられています。
今回は、そんな大橋さんの人生を大きく変えた、アロマテラピー(芳香療法)との出会いを中心に調べてみました。
大橋マキ さん、アロマとの出会い
大橋 マキ (おおはし まき)
本名 志伯 マキ (しはく まき)
生年月日 1976年11月30日生まれ
出身地 神奈川県鎌倉市
学歴 聖心女子大学文学部卒業
現在は、神奈川県三浦郡の「葉山町」に住んでおられます。2児の母。
大橋さんは脊柱側湾症の持病があり、中学時代からコルセットを必要とする毎日だったようです。コルセットをいつも装着している生活となれば、直接肌にコルセットを付けていなくても、夏になると、どうしても肌は蒸れて ただれたりする事が一般的に多いようです。なので、脊柱管狭窄症の症状と二重に大変な毎日だったのではと推測されます。
このような状況の中でも、アナウンサーという激務を笑顔でこなされていたのですから、精神的にも肉体的にも共に、悲鳴をあげていたのでは…と、思われます。
ちょうどそんな時、取材の仕事を通じて、その後の大橋さんの人生を大きく変えることになるアロマテラピー(芳香療法)との出会いがありました。
一般的に、アロマの その心地よい香りによって、精神的にも肉体的にも救われました人がいる…という話をよく耳にします。そして、大橋さんもその中の一人だったのでしょう。
緊張感のある取材の仕事中でありながらも、その心地のよいアロマの香りが、大橋さんの 心と身体を癒してくれたのを誰よりも彼女自身が、一番に感じていたのです。
その当時の事を後にこの様に語られています。
「当時、アナウンサーとして伝えることを日々模索していた私には、言葉ではない、タッチやアロマがもつ”コミュニケーションの力”、”心や記憶を引き出す力”に心底、突き動かされるものがありました」
その時のアロマの出会いによって、大橋さんのその後の人生は大きく変わっていきました。そして、その心地よいアロマの魅力に導かれるようにして、大橋さんは自らイギリスへ留学し、植物療法の勉強を初められています。
その後、英国IFA認定アロマセラピスト資格を所持されています。(アロマセラピストとは、精油に関する正しい知識についてアドバイスをしたり、複数の精油をブレンドしたアロマオイルを使ってトリートメントを施したりする仕事のこと)
「アロマは机の上だけで学ぶより、自分の鼻で向き合い、人との出会いのように真っさらな気持ちで出会いを楽しむものなんだなぁと、何年たっても思います…」
言葉どおり、大橋さんはアナウンサーを辞めてから本格的にアロマセラピストとして活躍されています。
葉山へ移住する以前から、アロマセラピストとして、都内の病院で6年半活動しています。
お年寄りの多い病院で働いていた経験から、アロマの香りは、介護される側だけではなく介護する側にも必要であることを学びました。
大橋さんが住んでいる神奈川県三浦郡の「葉山町」では、ハーブを通じたコミュニティも作っています。
アロマを通して支援、「はっぷ」を設立
アロマを通してもっと沢山の人たちを助けてあげたい…。そんな大橋さんの強い願いから、一般社団法人「はっぷ」(葉山つながりプロジェクト)は設立されました。
介護家族やシニアを支援する一般社団法人「はっぷ」は、ガーデニングや植物を通じてハッピーエイジングな町づくりに取り組む団体です。
一般社団法人はっぷ2018年1月30日設立
happ.hayama@gmail.com
〒240-0113
神奈川県三浦郡葉山町長柄887番地の1
一般社団法人はっぷ
代表理事 志伯 マキ
(法人番号:7021005011214)
大橋さんは、ガーデニングや植物遊び、季節の手仕事を通じて多世代が混ざり合う場づくりのほか、園芸療法によるシニア世代の健康づくりのお手伝いをしています。
葉山に住むみんなが、いつまでもここでの暮らしを楽しめるといいな…。というのが大橋さんの一番の願いなのです。
おわりに
「はっぷ」から、発信された素敵な活動が全国的に広まっていくのを心から願っています。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
コメント